W杯B組条件整理しとく。
2010年6月18日 サッカー熱戦が続いておりますサッカーW杯。
グループリーグB組が思いもかけず混戦になって来たので
レギュレーションや各国の進出条件を整理しておきます。
まずグループリーグの順位決定基準ですが
勝ち点で並んだ場合は
1/グループリーグ3試合での得失点差
2/グループリーグ3試合での総得点
3/直接対決の成績
4/直接対決の得失点差
5/直接対決の総得点
6/抽選
の順番に適用され順位を決定します。
欧州チャンピォンズリーグやセリエAなどで採用されている
いわゆる『直接対決優先ルール』は今大会ではナシです。
そして最終節を残した段階での現在の順位は
1位アルヘン 2勝0敗 勝点6 得点5失点1(+4)
2位韓国 1勝1敗 勝点3 得点3失点4(-1)
3位ギリシャ 1勝1敗 勝点3 得点2失点3(-1)
4位ナイジェリア 0勝2敗 勝点0 得点1失点3(-2)
で、最終節はアルヘンvsギリシャ/韓国vsナイジェリアです。
全パターン確認検証します。
1:アルヘン勝ち/韓国勝ち〜アルヘン&韓国が勝ち抜け
2:アルヘン勝ち/韓国△ナイジェリア〜アルヘン&韓国が勝ち抜け
3:アルヘン勝ち/ナイジェリア勝ち〜アルヘン&ナイジェリアが勝ち抜け
(韓国/ギリ/ナイジェは勝点で並びますが、得失点差でナイジェリア2位確定します。)
4:アル△ギリ/韓国勝ち〜アルヘン&韓国が勝ち抜け
5:アル△ギリ/韓国△ナイジェリア〜アルヘン勝ち抜け&韓国とギリシャで2位争い
ここでまず前述のルールを参照する事になります。
韓国とギリシャが勝ち点で並び、共に引き分けなので得失点差も並ぶ事が確定します。
そして総得点では韓国が現在ギリシャを上回ってるので、
この場合ギリシャは韓国より2点多く取る必要があります。
(1点多く取れば総得点でも並びますが、直接対決は韓国がギリシャを下してるので。)
つまり、アルヘン2-2ギリシャ/韓国0-0ナイジェリアとかだとギリシャが逆転するということです。
6:アル△ギリ/ナイジェリア勝ち〜アルヘン&ギリシャが勝ち抜け
7:ギリシャ勝ち/韓国勝ち〜アルヘン&韓国&ギリシャで1位2位3位争い
この場合はまずアルヘンが断然有利です。
仮に2点差で負けても得失点差でギリシャを上回る(アルヘン+2/ギリシャ+1になる)ので、
アルヘンとしてはギリシャに3点差以上で負けなければオッケー。
さらに、仮に3点差で負けて得失点差がギリシャ+2アルヘン+1になったとしても
韓国がナイジェリアに1点差しかつけられなかった場合は韓国(±0)を上回るので勝ち抜け。
現実的には韓国とギリシャの2位争いですね。
どちらか多い点差をつけて勝った方が勝ち抜け。
共に1点差あるいは2点差で勝った場合は前述同様の総得点の争いになり、
ギリシャは韓国より2点以上多く取る必要があります。
ギリシャ3-2アルヘン/韓国1-0ナイジェリアとかでようやく逆転。韓国有利ですね。
8:ギリシャ勝ち/韓国△ナイジェリア〜アルヘン&ギリシャが勝ち抜け。
9:ギリシャ勝ち/ナイジェリア勝ち〜アルヘン&ギリシャが勝ち抜け。
以上、全9パターン整理してみました。
つまりアルヘンからすると『2点差以内なら負けても2位以内確定』となります。
まぁ決勝トーナメントの事を考えて『グループ1位通過』を狙ってくるでしょうが、
だとしても韓国がナイジェリアに3-0とかで大勝するとは考えづらいので、
やはり『2点差以内なら負けてもオッケー』が基本線ですね。
次に韓国の視点ですが、
『ギリシャ大勝とか有り得ないだろうし、勝てばほぼ大丈夫。引き分けだと微妙。』
といったところですかね。
アルヘンが上記の様な視点なのでスタメンを控え中心にしてくる事が予想されるので、
アルヘンvsギリシャでギリシャが勝つ可能性は充分にあるのです。
でも『引き分けてしまっても、向こうも引き分けなら…』と考えたくもなりますよね。
実際、アルヘンもプライドがあるのでやすやすと負けたりはしないでしょうし。
まぁ比較的ニュートラルな気持ちで試合に臨めるのではないでしょうか。
逆にシンドイのはギリシャですね。
負けられないのはもちろん、韓国との2位争いを考えたら得点も欲しい。
どこかでリスクを負って攻める必要が出てくると思われます。
同時進行の韓国の経過を睨みながらの動きもあるでしょう。
ギリシャの名伯楽・レーハーゲルの腕の見せ所ですね。
そして意外とシンプルなのがナイジェリア。
もう勝つしか無い上に、得失点差を気にする必要がないので
ただ勝つ事だけを睨んで90分戦える。
こういうチームって意外と強いんですよね。準ホームでもあるし。
韓国はやりにくいでしょうね。元々アフリカ圏の国は苦手だし。
以上、条件/検証をだらだらと書き連ねてみました。
どなたかのお役にでも立てたなら幸いです。
グループリーグB組が思いもかけず混戦になって来たので
レギュレーションや各国の進出条件を整理しておきます。
まずグループリーグの順位決定基準ですが
勝ち点で並んだ場合は
1/グループリーグ3試合での得失点差
2/グループリーグ3試合での総得点
3/直接対決の成績
4/直接対決の得失点差
5/直接対決の総得点
6/抽選
の順番に適用され順位を決定します。
欧州チャンピォンズリーグやセリエAなどで採用されている
いわゆる『直接対決優先ルール』は今大会ではナシです。
そして最終節を残した段階での現在の順位は
1位アルヘン 2勝0敗 勝点6 得点5失点1(+4)
2位韓国 1勝1敗 勝点3 得点3失点4(-1)
3位ギリシャ 1勝1敗 勝点3 得点2失点3(-1)
4位ナイジェリア 0勝2敗 勝点0 得点1失点3(-2)
で、最終節はアルヘンvsギリシャ/韓国vsナイジェリアです。
全パターン確認検証します。
1:アルヘン勝ち/韓国勝ち〜アルヘン&韓国が勝ち抜け
2:アルヘン勝ち/韓国△ナイジェリア〜アルヘン&韓国が勝ち抜け
3:アルヘン勝ち/ナイジェリア勝ち〜アルヘン&ナイジェリアが勝ち抜け
(韓国/ギリ/ナイジェは勝点で並びますが、得失点差でナイジェリア2位確定します。)
4:アル△ギリ/韓国勝ち〜アルヘン&韓国が勝ち抜け
5:アル△ギリ/韓国△ナイジェリア〜アルヘン勝ち抜け&韓国とギリシャで2位争い
ここでまず前述のルールを参照する事になります。
韓国とギリシャが勝ち点で並び、共に引き分けなので得失点差も並ぶ事が確定します。
そして総得点では韓国が現在ギリシャを上回ってるので、
この場合ギリシャは韓国より2点多く取る必要があります。
(1点多く取れば総得点でも並びますが、直接対決は韓国がギリシャを下してるので。)
つまり、アルヘン2-2ギリシャ/韓国0-0ナイジェリアとかだとギリシャが逆転するということです。
6:アル△ギリ/ナイジェリア勝ち〜アルヘン&ギリシャが勝ち抜け
7:ギリシャ勝ち/韓国勝ち〜アルヘン&韓国&ギリシャで1位2位3位争い
この場合はまずアルヘンが断然有利です。
仮に2点差で負けても得失点差でギリシャを上回る(アルヘン+2/ギリシャ+1になる)ので、
アルヘンとしてはギリシャに3点差以上で負けなければオッケー。
さらに、仮に3点差で負けて得失点差がギリシャ+2アルヘン+1になったとしても
韓国がナイジェリアに1点差しかつけられなかった場合は韓国(±0)を上回るので勝ち抜け。
現実的には韓国とギリシャの2位争いですね。
どちらか多い点差をつけて勝った方が勝ち抜け。
共に1点差あるいは2点差で勝った場合は前述同様の総得点の争いになり、
ギリシャは韓国より2点以上多く取る必要があります。
ギリシャ3-2アルヘン/韓国1-0ナイジェリアとかでようやく逆転。韓国有利ですね。
8:ギリシャ勝ち/韓国△ナイジェリア〜アルヘン&ギリシャが勝ち抜け。
9:ギリシャ勝ち/ナイジェリア勝ち〜アルヘン&ギリシャが勝ち抜け。
以上、全9パターン整理してみました。
つまりアルヘンからすると『2点差以内なら負けても2位以内確定』となります。
まぁ決勝トーナメントの事を考えて『グループ1位通過』を狙ってくるでしょうが、
だとしても韓国がナイジェリアに3-0とかで大勝するとは考えづらいので、
やはり『2点差以内なら負けてもオッケー』が基本線ですね。
次に韓国の視点ですが、
『ギリシャ大勝とか有り得ないだろうし、勝てばほぼ大丈夫。引き分けだと微妙。』
といったところですかね。
アルヘンが上記の様な視点なのでスタメンを控え中心にしてくる事が予想されるので、
アルヘンvsギリシャでギリシャが勝つ可能性は充分にあるのです。
でも『引き分けてしまっても、向こうも引き分けなら…』と考えたくもなりますよね。
実際、アルヘンもプライドがあるのでやすやすと負けたりはしないでしょうし。
まぁ比較的ニュートラルな気持ちで試合に臨めるのではないでしょうか。
逆にシンドイのはギリシャですね。
負けられないのはもちろん、韓国との2位争いを考えたら得点も欲しい。
どこかでリスクを負って攻める必要が出てくると思われます。
同時進行の韓国の経過を睨みながらの動きもあるでしょう。
ギリシャの名伯楽・レーハーゲルの腕の見せ所ですね。
そして意外とシンプルなのがナイジェリア。
もう勝つしか無い上に、得失点差を気にする必要がないので
ただ勝つ事だけを睨んで90分戦える。
こういうチームって意外と強いんですよね。準ホームでもあるし。
韓国はやりにくいでしょうね。元々アフリカ圏の国は苦手だし。
以上、条件/検証をだらだらと書き連ねてみました。
どなたかのお役にでも立てたなら幸いです。
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